初盆(はつぼん)新盆(にいぼん)の飾り方

posted in: お盆 | 0

初盆、新盆の飾り方は各地方により異なります。

ここでは堺市及び近隣地域での飾り方を紹介したいと思います。

当社の地域では右のイラストのような飾り方をするのが一般的です。

(浄土真宗ではこのような飾り方はしません)

 

初盆をお迎えする仏様をお仏壇とは別の台や机で

新棚(あらたな)と呼ばれるお社を用意しお祀りします。

新棚には経木やお位牌を飾り、その前には霊供膳をお供えします。

(霊供膳には精進料理をお供えする)

現在では『ご先祖さま』とゆう便利なフリーズドライ商品も販売されており、こちらを利用される方は年々増えています。

その他には馬に似せて作ったキュウリや牛に似せて作ったナスビなども飾ります。

もちろん基本仏具のお花立・ローソク立・香炉・おりんなども忘れずご準備ください。

お盆に飾っていただく提灯には2種類ありまして、1つは吊り型提灯です。玄関や庭先に吊るして灯します。

もう1つは置き型提灯です。こちらはお仏壇や初盆のお飾りをしているお部屋で灯します。

(浄土真宗の方でも提灯は飾られます)

 

他に初盆や毎年のお盆にしていただきたいことの1つに迎え火と送り火がございます。

玄関や庭先で陶器のお皿の上でオガラを、仏様の道しるべとなるように燃やします。

迎え火は初盆の仏様は8月7日からそれ以外の仏様は8月13日の朝方に行い、送り火は8月15の日暮れ時に行います。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です